東応化が３連騰、スマホ恩恵で小型半導体チップ好調

　東京応化工業<4186.T>が３連騰で連日の高値更新。５日・２５日移動平均線のゴールデンクロスにタイミングを合わせて一気に上放れた格好だ。半導体レジストで世界首位級の競争力を持ち、スマートフォンの普及加速を背景とした半導体市場の拡大を受けて業績は絶好調に推移、１５年３月期営業利益見通しを従来予想の９８億円（前期比２．２％減）から１２５億円（同２４．７％増）へ大幅増額。減益見通しが一転、大幅増益見通しとなったことでポジティブサプライズとなり、買いの勢いが一気に増すかたちとなった。スマホ市場の拡大による小型半導体チップの需要喚起が収益を押し上げ要因となっている。足もとは、東海東京センターが３０日付で同社株のレーティングを「１」でフォローしたことも株価を刺激している。

東応化の株価は１２時３０分現在３０４０円（△５９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）