―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の5月2日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 キッセイ <4547>
24年3月期の連結経常利益は前の期比10倍の61.4億円に拡大したが、25年3月期は前期比12.1%減の54億円に減る見通しとなった。
▲No.7 任天堂 <7974>
24年3月期の連結経常利益は前の期比13.2%増の6804億円に伸びたが、25年3月期は前期比38.3%減の4200億円に落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4547> キッセイ 東P -11.63 5/ 7 本決算 -12.08
<8255> アクシアル 東P -5.14 5/ 7 本決算 1.36
<9831> ヤマダHD 東P -4.84 5/ 7 本決算 13.10
<7752> リコー 東P -4.53 5/ 7 本決算 7.03
<7419> ノジマ 東P -3.95 5/ 7 本決算 3.23
<4483> JMDC 東P -3.40 5/ 7 本決算 31.75
<7974> 任天堂 東P -3.14 5/ 7 本決算 -38.28
<5411> JFE 東P -2.28 5/ 7 本決算 15.51
<5393> ニチアス 東P -1.29 5/ 7 本決算 -5.06
<4151> 協和キリン 東P -1.24 5/ 7 1Q 16.17
<8739> スパークス 東P -0.95 5/ 7 本決算 -
<7596> 魚力 東P -0.63 5/ 7 本決算 -9.76
<1333> マルハニチロ 東P -0.45 5/ 7 本決算 2.87
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース
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