東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業、サービス、パルプ紙など12業種が上昇。一方、非鉄金属、海運、倉庫運輸、建設など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、富士フイルム<4901>、バンナムHD<7832>が堅調だった半面、協和キリン<4151>、住友鉱<5713>、花王<4452>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が軟調だった。
前日の米国市場は、米債務上限問題を巡る不透明感が根強く、NYダウは続落した。一方、消費者物価指数(CPI)の結果などを受けて米金利が低下するなか、米ハイテク株が買われていた。この流れを受けて半導体関連株の一角が堅調となり、相場の底堅さにつながった。また、パナHD<6752>、INPEX<1605>など好決算を発表した銘柄や大規模な自社株買いを発表したヤマトHD<9064>など個別材料株に投資家の資金がシフトしていた。
なお、米国の債務上限問題の行方が気掛かりとなり、積極的に売り買いを仕掛ける投資家も少ない。国内でも本格化している国内企業の決算は来週前半で一巡するだけに、決算内容を確認してから動き出しても遅くはないと考えている向きも多い。このため、当面は決算受けた個別銘柄への売買が主流で、相場全般は狭い値幅での動きにとどまる展開が続くだろう。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
協和キリンのニュース一覧- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に4日続伸、アドバンテストが1銘柄で約91円分押し上げ 2024/12/12
- 日経平均は続伸、中国経済政策への期待感で買われるも上値重い 2024/12/10
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅続伸、東エレクが1銘柄で約50円分押し上げ 2024/12/10
- 後場に注目すべき3つのポイント~米CPI発表前に様子見姿勢強まる 2024/12/10
- 日経平均は小幅続伸、米CPI発表前に様子見姿勢強まる 2024/12/10
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=「ホンダ・日産」サプライズ統合で化ける株 (12/24)
- 東京株式(大引け)=124円安、朝高後に値を消す展開で商い低調 (12/24)
- 住信SBIネット銀、三菱紙、ホンダなど (12/24)
- 24日香港・ハンセン指数=終値20098.29(+215.16) (12/24)
おすすめ条件でスクリーニング
協和キリンの取引履歴を振り返りませんか?
協和キリンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。