<話題の焦点>=キャッシュリッチ株、EBITDAで抽出した金持ち企業
こうなると、増配や自社株買いを行う余力の高いキャッシュリッチ企業が「株主還元予備軍」として注目される。また、いうまでもなく潤沢な金融資産を抱える企業は、それを原資にM&Aや積極的な設備投資など成長投資に踏み込むことも可能であり、株高につながる選択肢を数多く持っている。
本格的なデフレ脱却への過渡期にある東京市場でキャッシュリッチ企業の存在がにわかに輝きを増しており、ここは機関投資家目線で有望株を発掘してみたい。
その際、俗にEBITDAレシオと呼ばれるスクリーニングに有力な指標がある。株式時価総額に有利子負債を加え、現預金を差し引いたもの(EV)は、いうなれば当該企業の企業価値と見立てることができる。これを分子に置き、利払い前税引き前償却前利益(=事業活動で得られたキャッシュフローに税金分を足し戻したイメージ)を分母に置いて算出する。
買収後何年で投下資金を回収できるかの目安となるが、基本的にキャッシュが多く、利益水準が高いほど低い数値となり、それだけ魅力ある企業ということになる。
◆キャッシュリッチで要注目の6銘柄
銘柄(コード) EV/EBITDA 決算期 営業増益率
第一カッター<1716.T> 2.88 6 29.2
トラスト<3347.T> 2.06 3 8.8
本州化<4115.T> 3.24 3 11.6
ウィルグループ<6089.T> 3.87 3 16.5
コンドーテック<7438.T> 3.60 3 4.0
小松ウオール<7949.T> 3.05 3 4.3
※営業増益率は今期予想(単位:倍、%)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
本州化のニュース一覧- 当社株式の上場廃止に関するお知らせ 2021/09/13
- 今週の【重要イベント】機械受注、貿易統計、米消費者物価 (9月13日~19日) 2021/09/12
- 来週の【重要イベント】機械受注、貿易統計、米消費者物価 (9月13日~19日) 2021/09/11
- <09月03日の出来高増加率20銘柄> 2021/09/04
- 代表取締役の異動及び役員人事に関するお知らせ 2021/08/17
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
本州化学工業の取引履歴を振り返りませんか?
本州化学工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。