決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … 田岡化、ＯＤＫ、フジオーゼ (10月28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　田岡化 <4113>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→34億円(前期は27.1億円)に21.4％上方修正し、増益率が3.3％増→25.5％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　フジオーゼ <7299>
　21年3月期の連結経常損益を従来予想の10.5億円の赤字→3.2億円の赤字(前期は6.6億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4113> 田岡化 　　　　東２ 　 +12.45 　 10/28　　上期　　　114.65
<5907> ＪＦＥコンテ 　東２　　 +2.55 　 10/28　　上期　　　-27.11
<7299> フジオーゼ 　　東２　　 +2.44 　 10/28　　上期　　　　赤転
<3839> ＯＤＫ 　　　　東２　　 +2.12 　 10/28　　上期　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース