当第2四半期連結累計期間において、同社の持分法適用関連会社の利益計上に伴い、持分法による投資利益5.68億円を営業外収益として計上した。
実績との差異は、売上高が前回予想比1.4%増の126.74億円、営業損失が前回予想5.00億円の赤字から0.11億円の赤字に減少、経常利益が同142.5%増の9.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同167.0%増の8.01億円、1株当たり四半期純利益は138円71銭。第2四半期連結累計期間については、複写機・プリンター向け材料、触媒向け材料等の売上は想定よりも下回ったものの、製品価格是正活動の効果及び電池関連材料の製造を営んでいる同社の子会社において、当初は下期に見込んでいた売上の一部が上期に前倒しになったことにより、売上高は当初の予想を上回った。利益面においては、売上高の増加に加えて、一部の原材料及びエネルギー価格の高騰が落ち着きを見せたことにより、各利益は当初の予想を上回った。
2024年3月期通期連結業績予想数値(2023年4月-2024年3月)は、売上高が前回予想比8.6%減の265.00億円、営業利益が同75.0%減の2.00億円、経常利益が同13.3%減の13.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同30.0%減の7.00億円、1株当たり当期純利益は121円22銭に修正した。通期連結業績予想については、複写機・プリンター向け材料、触媒向け材料、誘電体材料の各市場における需要は徐々に回復に向かってはいるものの、回復のスピード感は想定よりも緩やかになると見込まれることから、売上高は当初の予想を下回る見通しとなった。利益面においては、売上高の減少により、営業利益は当初の予想を下回る見通しとなった。また、持分法適用関連会社の収益が当初の予想より増加する見込みではあるものの、営業利益減少の影響が大きく、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益においても当初の予想を下回る見通しとなった。
<SO>
この銘柄の最新ニュース
戸田工のニュース一覧- 統合報告書2024 2024/12/25
- 戸田工業、2026年度までの営業利益率5%・ROE11%実現に向け、事業ポートフォリオマネジメントを強化 2024/12/11
- 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、テモナ、フォーサイドが買われる 2024/12/11
- 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、ユーラシアがS高 2024/12/05
- 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、GFA、ビートが一時S高 2024/12/04
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=新春はAIビッグデータ&量子関連に刮目 (12/30)
- 東京株式(大引け)=386円安、前週末の反動で売り優勢となり4万円台着地ならず (12/30)
- 30日香港・ハンセン指数=終値20041.42(-49.04) (12/30)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の為替介入に警戒 (12/30)
おすすめ条件でスクリーニング
戸田工業の取引履歴を振り返りませんか?
戸田工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。