会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.7億円の赤字→35.7億円の赤字(前年同期は45.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2021年3月期通期連結業績予想につきましては、2020年11月11日付「営業外費用の計上及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ」にて開示いたしましたが、その後において、中国経済の回復等に牽引され、当社グループの基幹事業である磁石材料及び着色材料における各市場の需要が徐々に回復し、一部の当社製品の需要が想定を上回って推移しております。特に戦略事業の1つとして掲げる誘電体材料(チタン酸バリウム)においては、主にICT機器や電気自動車向けの積層セラミックコンデンサー(MLCC)用途として需要は高まっており、売上高は前回予想より増加する見込みとなりました。 利益面におきましては、売上増に伴う利益の増加や利益率の高い製品の需要が回復してきたことにより営業利益は改善する見込みです。 一方、営業外費用において持分法による投資損失、特別損失において減損損失及び投資有価証券評価損並びに事業再編への対応費用を計上することから、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては前回発表予想を下回る見込みとなりました。 以上のことから、当社グループの通期連結業績予想を上表のとおり修正いたします。
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