シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まろう。米国ではCPIの結果待ちのなかで不安定な値動きだったこともあり、東京市場においてもこう着感の強い展開が見込まれる。ただし、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期の後ずれはある程度織り込まれていると考えられ、リスク回避姿勢から売り圧力が強まる流れにはならないだろう。
また、日経225先物はナイトセッションでは日中比下落とはなったが、一時39290円まで売られた後に下落幅を縮め、39690円で終えている。25日線を上回って終えたこともあり、同線を支持線とした底堅さが期待されそうである。積極的な売買は手控えられやすいが、押し目狙いのスタンスで対応したいところだろう。
また、訪米中の岸田文雄首相は、米マイクロソフトのスミス社長の表敬を受けたようであり、そこでスミス社長は日本に2年間で約4400億円を投資すると正式に表明したと報じられている。AIの基盤強化のためデータセンターなどに投資することで、AI関連やハイテク株への手掛かり材料になりそうである。
そのほか、決算シーズンに入ってくるなか、先週末に決算を発表した安川電<6506>は、週明けこそ買い一巡後に下落に転じていたが、昨日は7%を超える上昇を見せていた。決算への期待感も底堅さにつながりそうである。なお、昨夕の決算では、Fブラザーズ<3454>、USMH<3222>、日本化<4092>、イオンディライ<9787>、UNEXT<9418>、技研製作所<6289>、カーブスHD<7085>、レイ<4317>などが注目されそうだ。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
日本化のニュース一覧- 海外現地法人設立に関するお知らせ 2024/04/18
- 今週の通期【業績上方修正】銘柄一覧 (4/8~4/12 発表分) 2024/04/13
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (4月12日) 2024/04/13
- 前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?― 2024/04/11
- 【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、米CPIを控え持ち高調整の売り優勢 (4月10日) 2024/04/10
マーケットニュース
- 教育DXは第2期突入へ、「NEXT GIGA」が描く未来図と有望株を追う <株探トップ特集> (05/01)
- 明日の株式相場に向けて=レーザーテックの咆哮が響き渡る (05/01)
- NY各市場 0時台 ダウ平均は102ドル高 ナスダックはマイナス圏での推移 (05/02)
- ダウ平均は小幅高で始まる ナスダックは下落=米国株オープン (05/01)
日本化学工業の取引履歴を振り返りませんか?
日本化学工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。