騰勢強め高値更新なるか
2月8日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比4.0%減の26.1億円にとどまった。
化学品事業において、クロム製品がめっき向けや耐火物向けが堅調に推移し、また、海外向けも好調に推移したが、シリカ製品は環境関連向けが落ち込んだ。
同日、決算発表と併せて業績修正も発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の23億円から34億円に47.8%上方修正した。
半導体や電子部品業界等の活況を受け、機能品事業に関連する製品の売上が想定を超え好調に推移しており、今後もこの状況の継続が予想されるとしている。
チャート面では日足で1月29日の高値2905円を上抜けて以降、騰勢を強めている。一目均衡表では三役好転していることから、今後も高値を更新し、3250円も視野に入ってくるだろう。
業種:化学
時価総額:282.8億円
PER:12.29倍
PBR:0.83倍
11:35追記 前場に新高値更新。再度上昇トレンドに乗ったようだ。更なる上値追いに期待する。