堺化学が反発、微粒子酸化亜鉛による高度細胞培養技術を開発
同社と大阪府立大学大学院理学系研究科の徳本勇人講師、同大学院工学研究科の齊藤丈靖教授、大阪府立大学工業高等専門学校の倉橋健介准教授らのグループは、酸化亜鉛ナノ粒子を利用し、低暴露量での投与により植物細胞の成長を促進させる手法を共同で開発してきたが、今回、酸化亜鉛ナノ粒子に表面処理を施すことで、少ない供給量で高濃度のミネラル成分を細胞に運搬し、植物の成長促進を導いたという。同技術は、植物工場の生産性向上と肥料の削減につながるほか、ミネラル成分を適切な場所に適切な量で届ける技術は、ドラッグデリバリーシステムなどの分野への応用も期待できるとしている。
出所:MINKABU PRESS
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