【買い】信越化学工業 (4063):続伸、高値更新を期待
そしてイエレンFRB議長が講演で、FRBの二大責務である「物価の安定」「雇用の最大化」について目標に接近してきているとして、FRBの金融政策による支援の水準を引き下げるのは理にかなっているとしました。
この、つまりは「利上げに対して積極的な考え」が示されたことで金利上昇が期待され米国10年債利回りは上昇、ドル高の流れとなっています。
昨日の株価は前日比マイナスとなりましたが大きく伸びており、円安に振れたことで株価の伸びが期待されるところです。
銘柄紹介:
需要が拡大し、成長が見込まれている半導体市場に対して必要不可欠なシリコンウエハを提供している化学メーカーです。
2016年、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は41%余り上昇。S&P500のハイテク株指数の上昇は14%でした。
そしてSEMIの半導体製造装置市場予測によると2017年の半導体製造装置の世界販売額は2016年比で11.2%増の410億8000万米ドルに達するとみられています。400億米ドル超えは2011年以来となります。
IoT社会の進展を背景に半導体需要は拡大していくことは確実なようです。
同社は塩ビニル樹脂と半導体シリコンウエハでは世界シェア首位など、高シェア製品を多く有す化学メーカーです。世界シェアトップを誇るシリコンウエハは、スマホ、タブレット端末、自動車、家電など、様々な機器に搭載されている半導体デバイスの基盤となります。