―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の6月9日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ウイルコHD <7831>
23年10月期第2四半期累計(22年11月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比94.7%減の1000万円に大きく落ち込み、通期計画の1億円に対する進捗率は10.0%にとどまり、さらに前年同期の143.9%も下回った。
▲No.2 システムディ <3804>
23年10月期第2四半期累計(22年11月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比18.4%減の5.5億円に減り、通期計画の9億円に対する進捗率は5年平均の70.9%を下回る60.7%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7831> ウイルコHD 東S -3.62 6/12 上期 -94.74
<3804> システムディ 東S -2.61 6/12 上期 -18.37
<4026> 神島化 東S -0.51 6/12 本決算 2.71
<3421> 稲葉製作 東S -0.31 6/12 3Q 71.98
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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