国内大手証券が化学・繊維セクターのリポート「銘柄間で強弱感」◇
そのなか、SMBC日興証券が7日付で「化学・繊維セクター」についてのリポートを発行している。
総合化学・合繊は、とりわけ総合化学各社が16年度下期以降、主要石化製品のマージン拡大が顕著で、16年度通期では総じて会社計画上振れかつ大幅増益の着地を予想している。他方で、17年度下期を中心に保守的な前提を置く公算が大きく、総合化学各社は「上期大幅増益、下期減益→通期で小幅増益」型のガイダンスが大勢を占めるとみる、としている。個別銘柄では住友化学<4005.T>に注目。
また、電子材料については、半導体を中心とした良好な外部環境に、円安と300ミリウエハーの値上げが上乗せされ、17年1~3月期に業績モメンタムが好転し、17年度にかけて力強い業績推移を予想する、としている。
なお、ファインケミカルは、原油やナフサに代表される原材料価格上昇がタイムラグを伴い原価を圧迫することで、17年度の業績モメンタム鈍化が不可避とみている。「上期減益、下期増益→通期小幅増益」型のガイダンス提示が相次ぐと想定しているようだ。個別銘柄では宇部興産<4208.T>とデンカ<4061.T>に注目。主要石化製品のマージン拡大を織り込んだ大幅増益のガイダンス提示を予想している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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