決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 三井ハイテク、アクシージア、カナモト (12月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月9日から10日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ソフトウェア <3733>
　21年10月期の連結経常利益は前の期比27.4％増の43.3億円になり、22年10月期も前期比13.3％増の49.1億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　三井ハイテク <6966>
　22年1月期の連結経常利益を従来予想の117億円→135億円(前期は39億円)に15.4％上方修正し、増益率が3.0倍→3.5倍に拡大し、従来の24期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　アクシージア <4936>
　22年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比7.8％増の3.3億円に伸びたが、通期計画の14.2億円に対する進捗率は23.4％となり、前年同期の22.6％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3733> ソフトウェア 　ＪＱ 　 +16.88 　 12/10　本決算　　　 13.25
<6966> 三井ハイテク 　東１ 　 +15.69 　 12/10　　　3Q　　　399.70
<4936> アクシージア 　東Ｍ　　 +5.72 　 12/10　　　1Q　　　　7.77
<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 +1.39 　 12/10　本決算　　　　7.33
<9678> カナモト 　　　東１　　 +0.92 　 12/10　本決算　　　　2.66

<3988> ＳＹＳＨＤ 　　ＪＱ　　 +0.90 　 12/10　　　1Q　　　 16.67
<3653> モルフォ 　　　東Ｍ　　 +0.41 　 12/10　本決算　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース