3. シャノンとの協業について
同社は、2025年1月24日にTOBによる株式取得を経てシャノンを連結子会社化した。本件の背景には、日本市場におけるMAツールの競争環境がある。同市場ではセールスフォースをはじめとする巨大資本を持つ外資系企業がマーケットの大半を占めており、日系企業は厳しい競争にさらされている。こうした状況のなか、日本ベンダーとしてMAツール市場で国内トップを目指すことが今回のTOBの狙いの1つである。シャノンが提供するMAツールのアカウント数は、同社が提供する「List Finder」と合わせると約930件となり、国内市場で第3位のシェアを占める。シャノンが主にターゲットしているのは中堅以上の企業であり、その価格帯も比較的高めに設定されている。一方で、「List Finder」はより簡単に使えるMAツールとして、主に中小企業をターゲットに展開しており、両者のサービスは機能や価格帯の面で棲み分けが可能である。このため、両社の統合によるバッティングの懸念はなく、むしろ相互補完によって市場全体へのアプローチが強化されることが期待される。また、本件を通じてマーケティングの強化が進められることで、より効果的な販売戦略が展開されると見込まれる。組織体制についても、技術者や営業の強化を進めることで、競争力の向上を図る。なお、現時点ではシャノンはグループ会社となるが、現時点では現代表取締役の永島毅一郎氏が引き続き経営を担う形となる。今後は経営体制を見直すことも視野に入れている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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