併せて、通期の同利益を従来予想の3.5億円→11億円(前期は4.4億円)に3.1倍上方修正し、一転して2.4倍増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常損益も従来予想の0.9億円の赤字→6.5億円の黒字(前年同期は1.9億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、3.4倍増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の23円→28円(前期は23円)に増額修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比4.1倍の4.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.2%→17.5%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2021年8月10日公表の業績予想につきましては、7月から8月にかけ新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急増したため、第5波が長期化した場合による経済への影響を考慮しておりましたが、第3四半期累計期間の実績を踏まえると、保守的な予想となっていたこと、及び2021年11月5日に公表しました「公正取引委員会からの意見聴取通知書の受領および特別損失の計上に関するお知らせ」のとおり、独占禁止法関連損失引当金繰入額を特別損失へ計上したことから見直し、上記のとおり修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は今後の様々な要因により大きく異なる可能性があります。
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針のひとつとして位置づけ、安定的な配当を基本方針としています。当期におきましてもその方針に基づき、当期の期末配当を23円00銭と予想しておりましたが、前述のとおり、業績予想を修正することとなりましたので、当期の期末配当予想を28円00銭に増額修正させていただきます。
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