エディアがＳ安、第三者割当による新株予約権発行で将来の需給悪化など懸念

　エディア<3935.T>がストップ安の９７１円まで売られている。１２日の取引終了後、ＥＶＯ　ＦＵＮＤを割当先とする第三者割当で新株予約権８０万株相当を発行すると発表しており、将来的な需給悪化への懸念や、下限行使価額が６２４円と前日終値の１２７１円を大きく下回っていることが売り材料視されているようだ。なお、調達する差引手取概算額９億１６００万円はソフトウエア開発やＭ＆Ａ・資本業務提携などに用いられる。

　同時に発表した１９年２月期の業績予想は、売上高１５億円、営業利益２２００万円、純利益１２００万円を見込む。連結決算の作成初年度であることから前期との比較はないが、１８年春に新作位置情報ゲーム「マップラス＋カノジョ」、１８年中に新作位置情報ゲーム「温泉むすめ　ゆのはなこれくしょん」、同じく１８年中に人気ゲーム「ＢＡＬＤＲ」シリーズ初のスマートフォンゲーム「ＢＡＬＤＲ　ＡＣＥ」などのほか、複数の新規ゲームタイトルをリリースする予定だ。

出所：minkabuPRESS