システムインテグレーション・サービスの売上高は前期比2.7%減の73.68億円となった。金融分野については、銀行向けシステム開発案件が第3四半期以降堅調に推移した。また、公共分野については、行政機関向け大型プロジェクト案件において大幅に売上が増加、産業・流通分野については、通信回線事業者向け受託開発案件が堅調に推移した。しかし、金融分野のクレジットカード開発案件については、大型プロジェクトの開発案件縮小にともない売上高が減少、医療分野については、前年度伸長した医事会計システム案件の受注の減少等により売上高が減少、産業・流通分野については、不採算案件プロジェクトに注力したため、他の受託開発案件が減少したことにより売上高が減少した。
パッケージベースSI・サービスの売上高は同7.2%増の50.10億円となった。子会社インフリーでの中心ビジネスであるSAP関連の導入支援及びアドオン開発について、大規模プロジェクトの受注による同社事業部門と共同体制にて対応したことにより、売上高が大幅に増加している。また同社におけるDXビジネスの中心であるクラウド分野のSalesforceビジネス関連において、新規受注が堅調に推移し、売上高が増加している。
インフラソリューション・サービスの売上高は同9.3%減の13.50億円となった。サーバ・クライアントサービスについては、基盤構築案件の減少、及び新規案件のスケジュール開始遅延、検収時期の延伸等により売上が大幅に減少した。一方、ネットワークサービスについては、社会基盤系及び官公庁系のシステム更改に伴うネットワーク構築案件の受注が伸長したことにより売上高が増加している。またクラウドサービスについて下期の受注が増加したことにより、前年度を上回る結果となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%増の145.00億円、営業利益が同29.7%増の18.60億円、経常利益が同28.4%増の18.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.1%増の12.50億円を見込んでいる。 <ST>
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