コロナ禍からの回復により、2023年12月期は過去最高の売上高を達成した。ただ、年間2億円超の赤字を出していたブロックチェーン事業からの撤退と、Suishowに関連するのれん代の全額減損損失により、営業利益945百万円に対して当期純損失0百万円となった。2024年12月期は売上高で前期比2.8%減の3,276百万円、営業利益で同7.0%増の1,011百万円が見込まれている。同社のコンテンツはライフログ的な性質上、ARPU(Average Revenue per User)が安定しており、10年近くかけて最高売上高を更新し続けている。ブロックチェーン事業からの撤退等で、業績は読みやすい状況であるといえる。新規会員獲得を伸ばそうとする場合、広告宣伝費が先行することになり、利益は圧迫されるが、着実に回収するモデルとなる。足もとまでは広告費を圧縮しつつも会員が集まる水準を模索しており、それが利益率の改善に寄与してきた。来期以降はApp Storeなどで禁止されていたアプリ外課金が解禁されることで、利益率の改善を図ることも本格化しよう。
また、同社は株主還元にも積極的。10月には株主優待を新設している。初回基準日を2026年3月とし、以降は毎年3月末日、9月末日現在の株主名簿に記載または記録された、同社株式1,000株以上を1年以上継続保有している株主様を対象に、各々デジタルギフト10,000円分が進呈されることになる。12月13日には、2025年12月期より中間配当を行い、剰余金の配当を中間配当と期末配当の年2回の実施することも発表している。現状、2025年12月期の配当予想は未定だが、今期予想でも配当利回りは3.88%となっている。
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