<動意株・17日>(前引け)=売れるG、データセク、TDSE
データセクション<3905.T>=カイ気配。ビッグデータ分析によるマーケティング支援ビジネスを展開するが、AIデータセンター運営への業態転換で収益立て直しを図っている。16日取引終了後、これまで非開示だった26年3月期の業績予想を発表、売上高は前期比5.6倍の164億1900万円、営業利益は31億7300万円(前期は4億9600万円の赤字)を予想している。既に今月10日に発表したAIデータセンター事業における大口受注の獲得を業績見通しに反映したもの。売上高は前期まで過去最高更新が続いていたが、今期は更に様変わりとなる飛躍的な伸びを示す見込みだ。また、営業利益は19年3月期以来7期ぶりに大幅ピーク利益更新となる。これを材料視する買いが集中する格好となった。
TDSE<7046.T>=5日ぶり急反発。16日取引終了後、奈良先端科学技術大学院大学と共同で進めてきた自然言語処理研究の成果が最新AI技術の国際会議「COLM 2025」に採択されたと発表した。同研究では、大規模言語モデル(LLM)が検索と生成を繰り返すことで検索語を改良して文書検索精度を向上する新手法「IterKey」を提案し、検索拡張生成(RAG)全体の性能向上を実現した。これが材料視されているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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