<動意株・17日>(大引け)=日本ガイシ、プラズマ、NTTDIMなど
アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>=大幅高。前週末の取引終了後に発表した14年8月期第3四半期累計(9~5月)の連結決算は、50%の大幅増収で、営業利益3億9500万円(前年同期7700万円の赤字)と大幅黒字転換。営業利益は通期計画の3億7800万円を既に上回っている。決算発表後はいったん利益確定売りに反落したが、通期業績の大幅上振れ観測が広がり買い気が強まった。
NTTデータイントラマート<3850.T>=反発。午前11時ごろに、アマゾン ウェブ サービス社の提供するクラウドサービス「アマゾン ウェブ サービス」(AWS)のパートナープログラム「Amazon Web Services Partner Network」(APN)に加入し、同時にAWSへの正式対応を行うと発表。AWSを活用したクラウド事業の拡大が期待できるとの見方から、業績への寄与を期待した買いが入ったようだ。
鉄建<1815.T>=ストップ高。JRを主要顧客に鉄道工事で国内首位の実績を誇る同社は、トンネル建設など老朽化対応のインフラ整備需要が業績を牽引、15年3月期経常利益は前期比36.7%増の28億円と大幅増益見通し。一方、JR東日本や東京都などは品川駅周辺の再開発に積極的であり、JR東日本は品川―田町間で新駅を開業予定にあるほか、新駅隣接地に超高層ビルを建設する計画で、鉄建にとっても商機拡大の思惑を呼び込んでいる。品川駅は羽田空港と近く、2027年開業予定のリニア中央新幹線の始発駅ともなることから総事業費5000億円以上ともいわれる官民を挙げての巨大プロジェクトになる見通し。
UBIC<2158.T>=ストップ高。同社は16日、アジアの大手スマートフォンメーカーへ、人工知能を搭載したEメール監査ツールの提供を7月から開始したことを発表。これを好感して買い人気に拍車がかかっている。同ツールの導入によりEメールの常時監査が可能となり、社内の不正発生の予防や知的財産の漏洩防止での積極活用が期待される。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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