■注目銘柄:【売り】㈱ドリコム(3793)
■注目理由
7月27日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期(平成28年4月1日~平成28年9月1日)の業績は、前年同期比で売上高+7.1%、経常損益は222百万円で黒字転換となった。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-12.5%→13.3%に急改善し、好調だ。
チャートを見ると、株価は7日終値の1145円から8日終値の1324円まで15.6%も上昇しており、8日は一時ストップ高となる1445円をつけた。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)子会社のフォワードワークスと共同で、スマートフォン向けゲームアプリ「みんゴル」の制作を進めていると公表したことが買い材料視された模様だ。(出典:2016年12月8日 フィスコ)
一方で翌9日は1200円台のスタートとなり、売り圧力の強まりが伺えるので、短期的に下落が続く可能性がある。
また12月8日終値時点でPBRは11.57倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。