【売り】㈱フライトホールディングス（3753）目先は売り優勢？電子決済事業関連の特許権取得が好感されるも直後に反落= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱フライトホールディングス（3753）

映像・音楽などのデジタルコンテンツの管理・サービスを中心としたシステムコンサルティング事業を営む㈱フライトシステムコンサルティングを傘下に持つ持株会社。

■注目理由
11月10日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期（平成28年4月1日～平成28年9月30日）の業績は、前年同期比で売上高+133.6％、経常利益は110百万円で黒字転換となった。
通期計画に対する進捗率は55.0％となっており、好調だ。

2日の取引終了後、同社は電子決済事業に関する特許権を取得したと発表しており、これを好材料視した買いが入って急伸。（出典：2017年2月2日　株経ONLINE）
一時は高値となる1424円をつける場面も見られたが、その直後に下落しており売り圧力の強まりが伺われる。
株価が移動平均を下回っていることから下落相場が続く可能性がある。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
また、2月2日終値時点でPER76.89倍、PBR29.99倍となっており、割高感がある。
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。