株式会社ブロードリーフ (本社:東京都品川区、代表取締役社長:大山 堅司、以下「ブロードリーフ」)と株式会社ゼネテック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上野憲二、以下「ゼネテック」)は、ブロードリーフの取扱製品である作業分析・業務最適化ソフトウェア「OTRS」とゼネテック取扱製品である3D IoTシミュレーションソフト「FlexSim」につきまして、このほど相互代理店契約を締結いたしました。
【本契約締結の背景】
昨今、生産・物流の現場においても、Industry4.0を見据え、労働人口の減少や高齢化にともない、熟練技術の資産化や継承や、生産・物流プロセスの効率化や生産性の向上といった課題にデジタル技術を用い解決する取り組みが加速しています。
特に、生産・物流現場のデータ化あるいはノウハウの見える化、それらのデータを活用したプロセスの改革など、より高度なDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向けての取り組みとして注目が集まっています。
ブロードリーフが提供する作業分析・業務最適化ソフトウェア「OTRS(Operation Time Research Software)」は、IE(Industrial Engineering)手法に準拠し、人・モノ・機械の動きを正確に動画分析・時間分析するツールとして多くの生産現場で採用されています。
一方で、ゼネテックが提供する3D IoTシミュレーションソフト「FlexSim」は、製造ラインや加工プロセス、物流倉庫、マテハンなどのシミュレーションモデルを、3Dグラフィックを利用して構築し、モノ・ヒトの流れを計算。機械や作業員の稼働率・作業負荷、作業時間など多岐にわたる情報を円グラフや
折線グラフ(ダッシュボード)を使って一元的に表示でき、すでに世界77か国以上の販売チャネルを通じて、欧米や中国をはじめとした世界中で導入されています(累計5万1,500ライセンス数以上)。
「OTRS」のユーザー様は、この「FlexSim」を併用することで、「OTRS」を用いて実施した各工程の時間分析と改善活動がどれくらいの効果を生むのか、離散事象シミュレーションモデル等を用いたシミュレーション結果をダッシュボードで視覚的に確認でき、さらに今後どのような目標で改善していくべきかを示すことができます。
今回、「OTRSによる時間の見える化」と「FlexSimによる人・モノの見える化」が高度なシナジー効果を生み出し、より生産性の高い生産ライン・物流分野レイアウトの最適化を実現するものと確信し、相互代理店契約の締結にいたりました。
< FlexSimとは>
FlexSimは米国ユタ州のFlexSim Software Products、Inc.が開発する、ハイパフォーマンスなシミュレーションツールです。製造ラインや加工プロセス、物流倉庫、マテハンなどのシミュレーションモデルを、非常に軽量な3Dグラフィックを利用して構築し、モノ・ヒトの流れを計算。機械や作業員の稼働率・作業負荷、作業時間など多岐にわたる情報を分かりやすい円グラフや折線グラフ(ダッシュボード)を使って一元的に表示します。これにより企業は自社、または顧客の工場や倉庫のボトルネックを発見し、性能を最大化するために必要な比較データを瞬時に得ることができます。
FlexSimはすでに、欧米や中国をはじめとした世界77ヵ国で使用されています(累計5万1,500ライセンス数以上)
【株式会社ゼネテックについて】
ゼネテックは、1985年に携帯電話・PHS等の各種情報末端、カーナビ・カーオーディオ等の組み込みシステムの設計開発を主たる事業として設立されました。現在は、設立以来からのメイン事業となる組み込みソフトウェア・ハードウェアなどを主とするシステム開発事業、ならびに3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」の輸入販売を中心とするエンジニアリングソリューション事業の2つをコアとして発展してまいりました。また、災害時位置情報自動通知アプリケーション「ココダヨ」のサービス提供にも取り組んでおります。
設立以来得意としてきた移動体通信や通信制御、通信ネットワーク分野は、社会インフラとして重要性を増しており、その開発スピードとクオリティは一層の高度化が要求されています。私たちは、こうした社会的要請とお客様の多様なニーズに応えるため、よりクオリティの高い迅速なソリューションの提供と担い手である人材の育成を、最優先の経営目標に掲げております。
2018年からは日本初登場の3Dシミュレーションソフト「FlexSim」の提供を開始。工場の生産ラインや物流倉庫などのレイアウト検討における圧倒的パフォーマンスにより、お客様の生産性向上に貢献してまいります。
< OTRSとは >
「OTRS」は、株式会社ブロードリーフが開発した映像による動作分析・時間分析などの機能により、生産・製造現場の作業時間短縮・省力化・コスト低減が実現可能なソフトウェアです。実際の作業映像を分析することで、ムリ・ムダ・ムラをなくし、作業の標準化を図ることができ、作業の改善によるコストダウンや品質の均一化を実現できます。また作業手順書や動画マニュアルの作成ができ、教育訓練や技術・技能伝承のツールとしても活用できます。
【株式会社ブロードリーフについて】
ブロードリーフは、自動車アフターマーケット(*)業界を中心に、製造業、小売サービス業など様々な業種に特化したBtoB向け業務アプリケーション等を開発・提供しています。現在では、自動車アフターマーケットの事業者向けIT・サービスとして業界トップシェア。2013年には東証一部に株式上場しております。また、ブロードリーフが提供する作業分析・業務最適化ソフトウェア「OTRS」は20年以上にわたって日本の製造業のカイゼン活動を支援しており、今では世界20ヶ国6,000ユーザー、物流・医療・介護・農業・教育など国境・業種を越え、様々なお客様のカイゼン活動を、ITを通じて支援しています。
※自動車アフターマーケット:自動車を購入してからの給油、自動車アクセサリーの購入、車検、点検、部品交換、車の売却、廃棄処理などの市場を指します。
【株式会社ブロードリーフ 概要】
本社所在地 :東京都品川区東品川4‐13‐14 グラスキューブ品川8F
代表取締役社長 :大山 堅司
URL :https://www.broadleaf.co.jp
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