ブロドリーフ、今期税引き前を一転13％減益に下方修正

　ブロードリーフ <3673> が8月7日昼(12:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前利益は前年同期比22.2％減の16.1億円に減り、従来予想の20億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の46億円→39億円(前期は44.8億円)に15.2％下方修正し、一転して13.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比5.2％減の22.8億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比40.3％減の9.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の27.0％→20.6％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、対面営業からオンラインを主体とした営業に切り替え商談を継続しましたが、オンライン対応に不慣れな商談先が相当数存在したため、第２四半期では商談期間が想定以上に長期化いたしました。これにより、第２四半期までに計画していたソフトウェア販売数に届かなかったことに加え、第３四半期以降も外部環境が予断を許さない状況のなか商談長期化の影響が続く見通しであることから、通期の売上収益について予想を修正いたしました。利益面につきましても、広告宣伝費や営業活動費の削減等により販管費を抑制していくものの、売上収益の予想を修正したことに伴い、営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益とも予想を修正いたしました。