ＪＭＮＣがカイ気配、遺伝子検査事業を手掛けるミルテルと資本・業務提携

　日本メディカルネットコミュニケーションズ<3645.T>がカイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開となっている。９月３０日の取引終了後、広島大学発のベンチャー企業で、遺伝子検査事業などを手掛けるミルテル（広島市南区）と資本・業務提携を行うと発表しており、これを好感した買いが入っている。
　ミルテルは、生活習慣を改善するきっかけを作る「未病検査」と「疾患の早期発見」を組み合わせたミルテル検査の業務を行うベンチャー。今回の提携により、ＪＭＮＣは遺伝子検査の認知度を向上させるメディアの構築・運営や、遺伝子検査を行う医療機関と患者を結ぶプラットフォームの構築・運営、さらにミルテルが提供する遺伝子検査について、医療機関への導入支援や稼働率向上支援を行う予定としている。
　また同時に発表した第１四半期（６～８月）連結決算が、売上高３億４１００万円（前年同期比２３．０％増）、営業利益２５００万円（同８．８％増）、純利益１２００万円（同４．３％増）だった。また、１６年５月期通期業績予想は、売上高１３億１０００万円（前期比４．１％増）、営業利益５０００万円（同５０．４％減）、純利益１３００万円（同７０．３％減）を据え置いている。

ＪＭＮＣの株価は９時２１分現在４３９円（△６４円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）