―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 エルテス <3967>
20年2月期の連結経常利益は前の期比5.4倍の1億7400万円に拡大したが、21年2月期は前期比71.3%減の5000万円に大きく落ち込む見通しとなった。
▲No.3 ほぼ日 <3560>
20年8月期の連結経常利益を従来予想の7億円→7000万円(前期は6億3800万円)に90.0%下方修正し、一転して89.0%減益見通しとなった。
▲No.4 スリーエフ <7544>
20年2月期の連結経常損益は4億1800万円の黒字(前の期は2億3200万円の赤字)に浮上したが、21年2月期の同利益は前期比28.2%減の3億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3967> エルテス 東M -11.43 4/ 9 本決算 -71.26
<2303> ドーン JQ -9.72 4/ 9 3Q 14.81
<3560> ほぼ日 JQ -9.38 4/ 9 上期 -73.34
<7544> スリーエフ 東2 -4.21 4/ 9 本決算 -28.23
<2927> AFC-HD JQ -1.52 4/ 9 上期 -8.10
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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