同社は中期経営計画に基づく重点施策を着実に推進し、顧客体験・収益性の向上、グローバル・次世代領域への戦略展開、社会価値と企業価値を両立するESG/資本市場との対話強化、という3つの重点テーマに沿って、事業基盤の強化と持続的成長の実現を図った。
第3四半期累計期間の売上高は増収となった。米国向け輸出品に対する関税引き上げ等の外部要因が意識される局面もあり、一時的に需要が鈍化した時期もあったたが、多様な顧客基盤に支えられ、前年を上回る水準で推移した。売上総利益は前年同期比11.9%増の6.29億円となった。顧客データを活用した提案型のインサイドセールスの取り組みを継続し、顧客層の拡大やサービス範囲の拡充を進めたことに加え、短納期対応(「デリバリーゼロコース」の開始・対応エリア拡大、リジッド基板「ノーマルコース」の基本納期短縮、部品実装(リフロー実装)の標準納期短縮)や、GUGEN Hubにおける顧客手持ち部品の保管・管理サービス開始など、顧客体験の向上に資する施策を推進した。これらの取り組みが高付加価値サービスの提供比率の上昇につながり、粗利益率は37.7%(前年同期比2.2pt上昇)となった。一方で、販売費及び一般管理費は同7.8%増の5.07億円となった。これは、海外事業推進体制の強化やシステム開発関連費用の増加、ならびに海外パートナー連携・市場開拓に係る費用増加など、将来成長を見据えた先行的な投資によるものとなっている。これらの結果、各段階利益は増益となった。
2026年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比10.3%増の24.04億円、営業利益が同2.5%増の1.61億円、経常利益が同0.6%増の1.60億円、当期純利益が同0.5%増の1.13億円とする期初計画を据え置いている。
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