ダイニック、非開示だった今期経常は39％減益、未定だった配当は25円実施

　ダイニック <3551> が10月9日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比39.3％減の7億円に落ち込む見通しと発表した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を見送るとし、従来未定としていた下期配当は25円実施する方針とした。年間配当は前期比5円減の25円に減配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績予想につきましては、新型コロナウィルス感染拡大による影響を合理的に算定する事が困難であった事から未定としておりました。　当社グループにおきましても、コロナ禍によるイベントの中止や各方面での生産調整等により、営業活動の自粛や生産活動における操業度の低下等大きな影響を受けました。　依然として新型コロナウィルス感染症の収束時期は見通せず、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き不透明な状況ではありますが、最悪期は脱し今後緩やかに経済活動が回復する事を前提に、現段階において入手可能な情報に基づき業績予想を算定いたしましたので公表いたします。

　　当社は安定的かつ継続的な配当の実施を基本姿勢としております。　2021年３月期の配当予想につきましては、業績予想が未定であったことから配当予想につきましても未定としておりましたが、上記の業績予想並びに基本方針に基づき年間配当金は25円（期末配当）の予想とさせていただきます。（注）１．2020年３月期期末の配当金30円は、創立100周年記念配当５円を含んでおります。　　　２．上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今　　　　　後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。