住江織、今期最終を一転2.1倍増益に上方修正

　住江織物 <3501> が4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結最終利益は前年同期比91.0％増の5億1200万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8500万円→3億円(前期は1億4200万円)に3.5倍上方修正し、一転して2.1倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4億3700万円の黒字→6億5200万円の黒字(前年同期は3億3200万円の赤字)に49.2％増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結最終損益は8億6400万円の黒字(前年同期は2億0600万円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の0.2％→2.8％に改善した。

株探ニュース