―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月6日から7日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 マルマエ <6264>
22年8月期の経常利益(非連結)は前の期比97.2%増の23.6億円に拡大したが、23年8月期は前期比29.8%減の16.6億円に減る見通しとなった。
▲No.2 サカタタネ <1377>
23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.9%減の32.1億円に減り、6-11月期(上期)計画の58億円に対する進捗率は5年平均の72.4%を下回る55.5%にとどまった。
▲No.3 わらべ日洋 <2918>
23年2月期の連結経常利益を従来予想の47.5億円→46億円(前期は50.3億円)に3.2%下方修正し、減益率が5.7%減→8.6%減に拡大する見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6264> マルマエ 東P -14.87 10/ 7 本決算 -29.84
<1377> サカタタネ 東P -14.13 10/ 7 1Q -5.85
<2918> わらべ日洋 東P -13.14 10/ 7 上期 -22.15
<4187> 大有機 東P -12.98 10/ 7 3Q 8.20
<6506> 安川電 東P -7.73 10/ 7 上期 20.23
<7611> ハイデ日高 東P -7.32 10/ 7 上期 黒転
<8125> ワキタ 東P -6.19 10/ 7 上期 -4.89
<6093> エスクロAJ 東P -5.52 10/ 7 上期 -10.78
<2685> アダストリア 東P -4.61 10/ 7 上期 296.71
<1430> 1stコーポ 東P -4.36 10/ 7 1Q -59.19
<2734> サーラ 東P -3.17 10/ 7 3Q 3.58
<7085> カーブスHD 東P -3.04 10/ 7 本決算 12.05
<8008> 4℃ホールデ 東P -0.74 10/ 7 上期 14.97
<3454> Fブラザーズ 東P -0.24 10/ 7 3Q -61.62
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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