バナジウムレドックスフロー電池の電解液を手掛ける子会社「株式会社LEシステム」設立のお知らせ

バッテリー用電解液でクリーンエナジー供給を支えます

株式会社RS Technologies（東証プライム:3445、東京都品川区、代表取締役社長　方永義、以下「当社」、）は、バナジウムレドックスフローバッテリー（以下、VRFB）用電解液製造事業及びそれに付帯する事業を行う新会社「株式会社LEシステム（以下、新LE社）」を設立いたしましたので、お知らせいたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2023年10月18日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社RS Technologies　

株式会社RS Technologies（東証プライム:3445、東京都品川区、代表取締役　方永義、以下「当社」、）は、バナジウムレドックスフローバッテリー（以下、VRFB）用電解液製造事業及びそれに付帯する事業を行う新会社「株式会社LEシステム（以下、新LE社）」を設立いたしましたので、お知らせいたします。

【新会社設立の経緯、目的】
現在、国内及び海外市場では、風力、太陽光等のクリーンエナジーの一層の普及に伴い、「6時間以上の長時間充放電能力」「発電設備・装置と同等の10年超の耐久性」が蓄電設備に求められるようになってきております。VRFBはそのニーズに応えうる蓄電池として昨今脚光を浴びつつあります。


＜VRFBの仕組み＞
セパレータで分離された正極/負極間に活物質を含む電解液を循環させ、電極で活物質が電子を受け渡すことで充放電する仕組みです。小型化が困難である反面、安全かつ長期間の充/放電能力を発揮します。

今般設立した新LE社は、1970年代に端を発する国家的な脱石油燃料・省エネルギーの研究成果を受け継ぎ、国内におけるVRFB用電解液製造のパイオニアの一社として確かな技術で長らく業界をリードしてきた、LEシステム株式会社（https://www.lesys.jp/、福岡県久留米市、代表取締役　佐藤純一、以下「旧LE社」）の事業を旧LE社からの会社分割により引継ぎ、VRFB用電解液製造事業及びそれに付帯する事業を展開していきます。
今回、当社は経営理念として掲げる「地球環境を大切にし、世界の人々に信頼され、常に創造し挑戦する」に合致する新事業として新会社による当該事業開始を決定したものです。

【VRFBの優位性】
VRFBは以下、1)安全性 2)自由度 3)長寿命 4)コスト 5)非同期連携のそれぞれの要素で、現在蓄電市場の主流となっているリチウムイオン電池（LiB）とは違った特性を持ちます。

VRFBはこれらの特性、特に安全性と長時間・長期間の運用可能性を生かして、スマートシティ、スマートグリッドの構築に際しての役割が期待されています。

【新会社概要】
会社名：株式会社ＬＥシステム
所在地：東京都品川区大井町1-47-1　ＮＴビル（（株）ＲＳテクノロジーズ内）
代表者：方　永義
設　 立：2023年10月13日
事業内容：電力備蓄装置の研究、開発、製造、販売　他

【本リリースに関するお問い合わせ先】
（株）ＲＳテクノロジーズ　経営企画室　田中 利朗
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