<話題の焦点>=革新技術で世界をリード、ロボット革命イニシアティブ協議会発足
今後、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などの研究機関や大学、専門家個人も参加。厚生労働省や総務省はロボットが導入されていない分野への導入をバックアップする構えで、ロボットとビッグデータやIoTなどITとの融合により新しい生産システムで先行する欧米を視野に入れ、海外メーカーや団体を含めて、さらに幅広く会員を募っていく。
既に自動車や住宅、医療・介護、建設現場などでロボット導入が進んでいるが、東京五輪が開催される2020年をメドに、ホテルや飲食、農業をはじめあらゆる分野でロボット導入を加速させ世界をリードしていきたい考え。協議会は欧米ロボット産業に対抗するため、先行して生産システム改革の作業部会を設置、日本としての方針を早期に打ち出す。
◆主要ロボット関連銘柄
銘柄<コード> 取組み内容
菊池製作所<3444.T> 介護・作業支援ロボットのマッスルスーツを開発
日立<6501.T> ロボット関連の草分で日本初の人工知能ロボットを公開
東芝<6502.T> 福島第1原子力発電所向けに4足歩行ロボットを開発
安川電<6506.T> ACサーボモータ、インバータ、産業用ロボットで世界トップ
トヨタ<7203.T> 二足歩行タイプでヒューマノイド開発を進める
ホンダ<7267.T> 歩行アシストロボットASIMOを介護分野に活用
サイバダイン<7779.T> 世界初のサイボーグ型ロボットスーツHALを展開
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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