海外法人事業の売上高は前期のM&Aによる売上が加わったこと等により同47.4%増の13.28億円となった。セグメント損益は、新型コロナウイルス拡大により各拠点においてロックダウン等により営業活動が行なえない期間が発生したことから、各拠点で売上減少の影響が大きく、経費削減に努めたものの2.84億円の損失(前年同期は0.88億円の利益)となった。進出国はASEAN等9か国にまで拡大し、各国新規商材の販売立ち上げに注力するとともに、ローカル営業社員を採用し、ローカル企業へ営業するための体制づくりを進めてきている。
ITソリューション事業の売上高は、新型コロナウイルス感染者の拡大による加盟店の営業自粛等の影響があったことから前年同期比14.3%減の30.11億円となった。セグメント利益は、直営店中心に営業効率の向上を図り、経費削減に努めたことから0.08億円(前年同期は1.01億円の利益)となった。直営店チャネルでは、顧客データベースを活用した効率的な営業活動を実施し、企業のネットワークセキュリティ強化商品であるオリジナルUTMやテレワーク対応商品の販売を強化した結果、売上高は同0.4%増の13.44億円となった。FC加盟店チャネルでは、加盟店へ販売手法の共有を推し進め商材の販売支援を実施したがコロナ禍で営業自粛を行う加盟店もあり、売上高は同24.1%減の8.71億円となった。代理店チャネルでは、取り扱い商材を拡充し代理店の開拓に取り組んだが、売上高は同8.1%減の0.90億円となった。グループ会社の売上高は同23.9%増の7.04億円となった。
エネルギーソリューション事業の売上高は同19.5%減の17.84億円となった。セグメント損益は、太陽光発電システムから蓄電池販売へのシフトが遅れたことにより、売上の減少幅が大きく、経費削減に努めたものの、0.79億円の損失(前年同期は0.66億円の利益)となった。LED照明や業務用エアコン等の代理店への拡販を推進し、各代理店の販売強化とグループ企業への販売促進に取り組んだ。戸建て向けの太陽光発電システムの販売では、新規開拓とともに太陽光発電システムの販売先へ蓄電池のアップセルにも注力した。
BPO事業の売上高は同17.2%減の3.77億円となった。セグメント損益は、BPOセンターの業務効率化やコスト削減に努め0.75億円の利益(前年同期は0.49億円の利益)となった。新規顧客開拓に注力するとともに、コンサル営業を通じてRPAやAI-OCRの新商材の販売を強化した。BPOセンターでは、業務効率と品質向上に取り組み、各センターの特性を活かした業務を実施することで業務効率を高めた。
2020年9月期通期業績については、売上高が前期比4.5%増の103.00億円、営業利益が同68.7%減の1.60億円、経常利益が同70.4%減の1.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.1%増の4.20億円とする5月29日に修正した業績予想を据え置いている。
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