会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.2億円の黒字→10.3億円の赤字(前年同期は7.5億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
第4四半期連結会計期間において、主に海外セグメントにおいて米国における物価上昇の影響を受けた人件費、その他販管費の高騰、当連結会計年度末よりASC842号「リース」を適用したこと及びSkyTrak事業における取得価額の配分が完了したこと等による影響から営業利益が前回発表予想を下回る見込みとなりました。 経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、「3.営業外費用の計上」に記載の通り急激な為替相場の変動により為替差損を計上することとなり、前回発表予想を下回る見込みとなりました。3.営業外費用(為替差損)の計上 当社の米国における100.0%子会社であるGDO Sports, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下、「GDOS」といいます。)が、GolfTEC Enterprises, LLCの出資持分を増加させる(詳細は2022年9月22日付「連結子会社における出資持分の追加取得、第三者割当によるA種優先株式の発行、定款の一部変更並びに資本金及び資本準備金の額の減少」参照)際に、急激な為替相場の変動を受けたさらなる円安の進行リスクを回避するために、当社において2022年10月時点で一定の為替予約を締結することにより、円貨による支払金額及び純資産の減少影響を固定化致しました。その後、2022年11月末の出資持分増加時点で結果的に為替予約締結時よりも円高方向に為替相場が推移したことを主たる要因として、連結損益計算書において為替差損5.6億円を計上致しました。一方で、追加出資時点での資本剰余金及び利益剰余金の減少を通じた純資産の減少幅は円高方向に為替相場が推移したことにより縮小し、全体としての純資産の減少は2022年10月で固定化した減少影響の通りとなりました。 また、2022年8月に実行したSkyTrak事業の譲受(詳細は2022年8月10日付「連結子会社における事業譲受および資金の借入れに関するお知らせ」参照)に際して、当社はGDOSに対して外貨建長期貸付を実行しておりましたが、当該外貨建貸付金の期末換算において、期末為替レートによる評価に伴い為替差損2.5億円を計上する見通しであります。
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