決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ＴＫＰ、オキサイド、バリュエンス (7月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＴＫＰ <3479>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は10.5億円の黒字(前年同期は9.7億円の赤字)に浮上し、通期計画の15億円に対する進捗率は70.4％に達し、5年平均の34.4％も上回った。

★No.2　バリュエンス <9270>
　22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の8.7億円に急拡大したが、通期計画の17億円に対する進捗率は51.7％にとどまり、4年平均の57.2％も下回った。

★No.3　Ｂエンジニア <7352>
　22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比42.9％増の1億8000万円に拡大し、通期計画の1億7800万円に対する進捗率が101.1％とすでに上回り、さらに前年同期の96.2％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3479> ＴＫＰ 　　　　東Ｇ 　 +21.51 　　7/14　　　1Q　　　　黒転
<9270> バリュエンス 　東Ｇ 　 +17.83 　　7/14　　　3Q　　　240.70
<7352> Ｂエンジニア 　東Ｇ 　 +14.46 　　7/14　　　3Q　　　 42.86
<6521> オキサイド 　　東Ｇ 　 +14.32 　　7/14　　　1Q　　　173.64
<7065> ｕｐｒ 　　　　東Ｓ 　 +13.47 　　7/14　　　3Q　　　 35.98

<7805> プリントＮ 　　東Ｓ　　 +5.30 　　7/14　　　3Q　　　　　－
<6558> クックビズ 　　東Ｇ　　 +4.80 　　7/14　　上期　　　　黒転
<4317> レイ 　　　　　東Ｓ　　 +4.37 　　7/14　　　1Q　　　　黒転
<6086> シンメンテ 　　東Ｇ　　 +4.29 　　7/14　　　1Q　　　 17.86
<4829> 日エンター 　　東Ｓ　　 +3.31 　　7/14　本決算　　　 30.72

<3177> ありがとうＳ 　東Ｓ　　 +2.66 　　7/14　　　1Q　　　 27.27
<4616> 川上塗 　　　　東Ｓ　　 +2.21 　　7/14　　上期　　　　0.00
<2683> 魚喜 　　　　　東Ｓ　　 +1.94 　　7/14　　　1Q　　　-64.34
<3181> 買取王国 　　　東Ｓ　　 +1.87 　　7/14　　　1Q　　　 56.58
<4430> 東海ソフト 　　東Ｓ　　 +1.74 　　7/14　本決算　　　　3.34

<8946> エイシアンＳ 　東Ｓ　　 +1.27 　　7/14　　　1Q　　　　赤転
<6048> デザインワン 　東Ｓ　　 +1.12 　　7/14　　　3Q　　　　6.41
<6150> タケダ機械 　　東Ｓ　　 +0.91 　　7/14　本決算　　　-19.32
<2736> フェスタリア 　東Ｓ　　 +0.85 　　7/14　　　3Q　　　 21.79
<2449> プラップＪ 　　東Ｓ　　 +0.78 　　7/14　　　3Q　　　 21.05

<3297> 東武住販 　　　東Ｓ　　 +0.70 　　7/14　本決算　　　 12.87
<3892> 岡山製紙 　　　東Ｓ　　 +0.60 　　7/14　本決算　　　-11.26
<2300> きょくとう 　　東Ｓ　　 +0.23 　　7/14　　　1Q　　　 27.19

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース