―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 ANAP <3189>
21年8月期の連結最終損益を従来予想の8100万円の黒字→4億1000万円の赤字(前期は3億7100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を30.1%毀損する規模となった。
▲No.4 トライSTG <2178>
21年2月期の連結経常利益は前の期比3.3倍の13.3億円に拡大したが、22年2月期は前期比7.2%減の12.3億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7928> 旭化学 JQ -13.17 4/12 上期 274.74
<3236> プロパスト JQ -8.47 4/12 3Q 25.94
<3189> ANAP JQ -7.99 4/12 上期 赤拡
<2178> トライSTG 東M -7.53 4/12 本決算 -7.19
<2338> ビットワンG 東2 -7.22 4/12 本決算 赤縮
<6255> エヌピーシー 東M -4.19 4/12 上期 156.41
<4494> バリオ 東2 -2.05 4/12 本決算 3.54
<7501> ティムコ JQ -1.52 4/12 1Q 赤拡
<3560> ほぼ日 JQ -1.21 4/12 上期 95.48
<8887> リベレステ JQ -1.05 4/12 3Q -83.10
<3297> 東武住販 JQ -0.61 4/12 3Q 66.80
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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