不動産関連事業の営業収益は前期比19.3%増の128.32億円、セグメント利益は同2.4%増の20.10億円となった。営業収益の増加は、社会経済活動持ち直しの動きに連動して多くの地域で転居需要の回復プロセスが進行するなかで、同事業の中心である同社の仲介件数がきめ細かい営業施策の工夫の成果もあり同3,941件増加の76,220件(同5.5%増)となったこと、そして本年4月より連結損益計算書に業績が反映されることになった宅都の営業収益が14.31億円となったことが反映されたことによるものとしている。
施工関連事業の営業収益は前期比10.9%減の13.74億円、セグメント利益は同11.5%増の0.87億円となった。同社内のリフォーム事業の営業収益が同1.6%減の9.70億円となったものの原価・経費低減による利益改善効果があったこと、エスケイビル建材の営業収益が同27.4%減の4.04億円となったことが反映されたものとしている。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比3.7%増の147.35億円、営業利益は同6.9%増の4.47億円、経常利益は同4.7%増の6.43億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.4%増の3.92億円を見込んでいる。
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