宅都の子会社化については、ハウスコムは宅都の不動産賃貸仲介事業を10億円で取得することになる。具体的には、宅都は不動産賃貸仲介事業、不動産売買・売買仲介事業、不動産賃貸事業、ホテル事業を現在手掛けており、宅都から不動産賃貸仲介事業以外の事業が会社分割によって切り離されて宅都HD傘下の別会社に譲渡された後、ハウスコムが宅都の株式を取得する計画だ。宅都は大阪市内中心部・北摂エリアを中心に関西圏で不動産賃貸仲介店舗を23店舗、東京駅・新大阪駅の間近で法人営業拠点2カ所を構え、年間仲介件数は1万件超に上る。ハウスコムは従来関西圏で6店舗を運営しており、宅都子会社化を通じて関西圏における不動産仲介店舗23店を取得し、関西事業を強化できる。ハウスコムは現在188店舗を展開しているが、宅都の23店舗が加わることでグループとして211店舗を持つことになり、事業規模自体の成長も加速される。そして、店舗数増加によって規模の経済が効くほか、店舗間の交流・異動を通じて人材の成長・組織が活性化される。
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