三重交ＨＤ、前期経常を50％上方修正

　三重交通グループホールディングス <3232> [東証Ｐ] が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の46億円→69.1億円(前の期は41.8億円)に50.2％上方修正し、増益率が10.0％増→65.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の23.2億円→46.3億円(前年同期は37.3億円)に99.6％増額し、一転して24.0％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　営業収益につきましては、おおよそ想定通りとなる見込みです。営業利益につきましては、費用の抑制に努めたこと等により、前回公表数値より15億70百万円増益の63億70百万円、経常利益は23億10百万円増益の69億10百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は７億60百万円増益の37億60百万円となる見込みであります。令和５年３月期の個別決算において当社が保有する連結子会社の株式について、実質価額が著しく下落したため、関係会社株式評価損７億70百万円を特別損失として計上する見込みとなりました。なお、当該関係会社株式評価損は、当社の個別財務諸表のみに計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によってこれらの予想と異なる可能性があります。