あす(19日)の株式相場見通し=高値警戒から利益確定売り、FOMCの内容が影響
18日の日経平均株価終値が、前日比107円48銭高の1万9544円48銭と、心理的なフシ目の1万9500円台に乗せてきたことや、25日移動平均線(1万8665円=18日)との上方カイ離率が4.71%と5%に接近するなど短期的な高値警戒感から利益確定の売りが先行しそうだ。
FOMCは、利上げに向けての地ならし的な内容になるとの見方が多く、中期的には金利上昇に伴い、外国為替市場での円安・ドル高の方向に変化はないものとみられる。仮に、先行き業績の不透明感などから、FOMCで利上げ実現にやや後退マインドが浮上してドル売りが先行した場合でも、ドルの下落幅は小幅にとどまりそうだ。
日程面では、ショーケース・ティービー<3909.T>、ヒューマンウェブ<3224.T>が東証マザーズに、エスエルディー<3223.T>が東証ジャスダックにそれぞれ新規上場する。さらに、日中安全保障対話、1月の全産業活動指数、2月の全国百貨店売上高、2月の粗鋼生産量に注目。海外では、米10~12月期の経常収支、EU首脳会議(~20日)が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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