コミニックス、前期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

　Ｃｏｍｉｎｉｘ <3173> が5月8日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の10.4億円→11億円(前の期は8.3億円)に6.2％上方修正し、増益率が24.3％増→31.9％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.3億円→5.9億円(前年同期は4.3億円)に12.0％増額し、増益率が21.7％増→36.4％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の24円→28円(前の期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年３月期の通期連結・個別業績予想につきましては、切削工具事業において主力商品の粗利益率が向上したことや粗利益率の高い独自商材の売上比率が高まったことを主要因として、利益面で計画数値を大きく上回る見込みとなったことから、業績予想を上記のとおり修正いたします。

　配当につきましては、連結配当性向 30％を目処として、将来の持続的成長に必要な内部留保の充実を図りながら、継続的かつ業績に応じた利益還元を行っていく方針としております。当該方針に基づき、通期の業績予想数値を勘案した結果、2019年３月期につきましては、13円の期末配当予想を17円に修正させていただきます。この結果、年間の連結配当性向は28.5％となる予定です。なお、本件は2019年６月24日開催予定の第70期定時株主総会に付議する予定です。