「COVID-19」が16位、コロナ再拡大に加えサル痘への警戒も<注目テーマ>
1 メタバース
2 量子コンピューター
3 PCR検査
4 半導体
5 円安メリット
6 原子力発電
7 海運
8 防衛
9 蓄電池
10 ディフェンシブ
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「COVID-19」が16位となっている。
新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。日ごとの新規感染者数は過去最多水準で推移しており、これに伴い入院や療養をしている人の数も大きく増えている。重症者数については比較的低く抑えられているものの、それでもじわり増加してきており、今後の感染動向が注視される。
加えて、ここにきて警戒感が台頭しているのが天然痘に似た症状を引き起こす感染症「サル痘」だ。欧米を中心に世界各地で感染が広がっており、前週23日には世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言。国内では25日に初めて感染者が確認された。主な感染経路が接触感染であることや、天然痘のワクチンが有効とされていることから新型コロナのような感染拡大にはつながらないとみられているが、目を向けておく必要はありそうだ。
銘柄としては、まずは川本産業<3604.T>や中京医薬品<4558.T>、アゼアス<3161.T>といった一連の新型コロナ対策関連株に注目。サル痘を巡っては、新型コロナやサル痘のPCR検査キットを手掛けるプレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>のほか、接触感染リスクの低減に向けて需要が高まるとの思惑から避妊具を手掛けるオカモト<5122.T>や相模ゴム工業<5194.T>、不二ラテックス<5199.T>に関心が集まっている。
天然痘のワクチンは、国内では明治ホールディングス<2269.T>傘下のKMバイオロジクスが製造している。ワクチン接種に絡み、不二硝子<5212.T>や不二精機<6400.T>、天昇電気工業<6776.T>など、ワクチン関連に位置づけられる銘柄群に物色が向かう場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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