シーズメンは１７年２月期業績予想の下方修正発表も反応薄

　シーズメン<3083.T>は２８日の取引終了後、１７年２月期の単独業績見通しについて、売上高を５９億円から５６億５０００万円（前期比１０．１％減）へ、営業損益を４０００万円の黒字から１億４５００万円の赤字（前期８７００万円の赤字）へ下方修正したが、市場の反応は薄い。

　春物のパーカー類や、夏物のポロシャツ、Ｔシャツ、ショートパンツなど、主力商品群の売り上げが伸びず、上期の売上高・営業利益が計画を下回ったことが要因。下期も冬物主力のアウター商品群の品ぞろえ強化に注力するものの、業績は計画を下回るとみていることから、通期計画も下方修正するという。
　また、業績予想の修正に伴い、従来は１０円を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）