事業別では、生花卸売事業が引き続き好調で、売上高は同16.2%増の21.12億円、営業利益は同84.9%増の0.66億円と大幅な増益を記録。市況変動への柔軟な対応や、供給制約下での調達・価格戦略が奏功した。今後は祭壇事業との物流シナジーを活かし、さらなる収益力の向上を図る。
一方、主力の生花祭壇事業では、葬儀形態の変化による単価下落圧力を受けつつも、中期経営計画に基づく商品開発やサービス多様化の取り組みを推進し、売上は同6.3%増の31.31億円と伸長を維持。営業利益は減益となったが、構造的な改善が進行中。
また、同社は中計の柱である「事業の選択と集中」を加速させており、2025年5月にはシステム開発子会社である株式会社SHFの全株式をRenga Partners社に譲渡することで基本合意を締結。リソースを中核事業に集中し、グループの成長を加速する体制強化を図っている。
通期業績見通しについては、農業関連を含む新規投資やSHFの譲渡進捗による影響が現時点では不確定であることから、売上高76.00億円、営業利益1.10億円など、期初計画を据え置いている。今後は中計に基づく重点施策の実行と、サステナビリティ経営を軸に企業価値向上を目指す。
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