■キッズバイオ <4584> 219円 (+50円、+29.6%) ストップ高
キッズウェル・バイオ <4584> [東証G]がストップ高。25日の取引終了後、持田製薬 <4534> [東証P]と共同開発を進めてきたがん治療領域のバイオ後続品(バイオシミラー)について、持田薬が25日付で厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表。これを手掛かりに買われた。今回承認を取得した製品は、キッズバイオのバイオシミラー事業における4番目の上市製品になるという。
■fonfun <2323> 676円 (+89円、+15.2%)
fonfun <2323> [東証S]が4日ぶり急反騰。法人向けにスマートフォンでのパソコンメール対応を可能とするリモートメールを主力展開するが、ショートメールを活用した販促ツールにも傾注し収益に貢献している。25日取引終了後、26年3月期を最終年度とした新中期経営計画「プロジェクトフェニックス」を策定したことを発表、26年3月期の数値目標として売上高20億円、EBITDA4億円を掲げており、これを材料視する買いを呼び込んだ。時価総額20億円と小型で上値の軽さが着目されているが、短期値幅取り狙いの資金が主体で値動きは荒くなった。
■オーテック <1736> 3,130円 (+370円、+13.4%) 一時ストップ高
オーテック <1736> [東証S]が3日続急騰、一時ストップ高となった。25日の取引終了後、24年3月期の期末一括配当予想を90円から113円(前期85円)に増額修正したことが好感された。配当方針を変更し、DOE(株主資本配当率)3.2%以上の配当を目指すとしたことが要因としている。
■大光 <3160> 744円 (+77円、+11.5%)
大光 <3160> [東証S]が急反騰。25日の取引終了後、24年5月期の連結業績予想について、営業利益を8億2000万円から13億5000万円(前期比77.1%増)へ、純利益を5億5000万円から9億円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感された。中国による日本産水産物の輸入停止措置を受けて、中国向け輸出販売の見通しが不透明となったものの、外食産業を取り巻く環境の改善に伴い業務用食品の卸売業を行う外商事業や小売業を行うアミカ事業は順調に推移しており、売上高は従来予想の703億円(同8.4%増)を据え置いた。一方、食品価格の値上げに対応し販売価格への転嫁を進めるとともに、業務効率化による人件費の抑制や物流費などの経費抑制に取り組み、外商事業及びアミカ事業の収益性が向上していることが利益を押し上げるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(6-8月)決算は、売上高165億9000万円(前年同期比10.0%増)、営業利益3億100万円(前年同期500万円)、純利益2億100万円(同400万円)だった。
■Sワイヤー <3929> 326円 (+28円、+9.4%)
ソーシャルワイヤー <3929> [東証G]が3日続急伸。同社は26日、運営するプレスリリース配信サービス「@Press」とニュース発信プラットフォーム「NEWSCAST」で、すべての配信リリースを対象に「動画生成機能」を標準機能(追加費用等なし)として提供開始したと発表。これが買い材料視された。今回提供を始めた動画生成機能は、プレスリリースの内容(タイトルや文章、画像)をもとに15~30秒程度の短尺動画(自動選定された音源を組み合わせたもの)を自動的に生成するというもの。同機能は、メタデータから自動的にショート動画を生成する自社開発機能「8beat API」をAPI導入することで実現しており、今後これをコンテンツメディアなどへ提供していく予定としている。
■オプティマス <9268> 1,881円 (+152円、+8.8%)
オプティマスグループ <9268> [東証S]が続急伸。同社はニュージーランド向けを主力に中古車輸出を手掛け、売上高の98%を海外が占めているが、足もとの業績は絶好調に推移している。今期は大幅増収増益見通しで、売上高、営業利益ともに過去最高を更新する見通しだ。そうしたなか、25日取引終了後、オーストラリアの自動車販売会社AUTOPACTの株式取得契約の締結について決議したことを発表、これによるオーストラリアでの事業領域拡大など業容拡大効果に期待した買いを呼び込んだ。
■ラサ商事 <3023> 1,753円 (+136円、+8.4%)
ラサ商事 <3023> [東証S]が続急伸。25日の取引終了後、第2四半期累計(4-9月)連結業績予想について、売上高を130億円から134億円(前年同期比1.1%減)へ、営業利益を8億円から10億5000万円(同10.5%増)へ、純利益を6億2000万円から8億円(同19.4%増)へ上方修正したことが好感された。プラント・設備工事関連事業が想定を上回る見込みであることに加えて、産機・建機関連事業及び環境設備関連事業において、採算性の高いメンテナンスなどが堅調に推移していることが要因としている。
■極東証券 <8706> 1,002円 (+75円、+8.1%)
東証プライムの上昇率2位。極東証券 <8706> [東証P]が4日続急伸。26日、これまで未定としていた9月30日を基準日とする中間配当について、30円とする予定だと発表した。前期の中間配当に比べて15円の増配の見通しとなり、これを評価した買いが入ったようだ。期末配当予想は引き続き未定(前期の期末配当は15円)とした。同社は連結配当性向50%以上及び連結純資産配当率(DOE)2%以上の両基準で算出した数値のいずれか高い金額を基準とし、中長期的な業績動向や自己資本の水準、株価などを総合的に判断したうえで配当を決定する方針としている。
■ウィル <3241> 454円 (+33円、+7.8%)
ウィル <3241> [東証S]が3日続急伸。25日の取引終了後、23年12月期の期末一括配当予想を16円50銭から20円へ増額修正したことが好感された。普通配当に加えて、10月1日付で創業30周年を迎えることを記念して3円50銭の記念配当を実施する。
■エニマインド <5027> 969円 (+44円、+4.8%)
AnyMind Group <5027> [東証G]が大幅反発。25日の取引終了後に既存株主による株式の売り出しを発表した一方で、23年12月期の連結業績予想の上方修正も開示した。税引き前利益は減益予想から一転して、増益の見通しとなったほか、最終利益予想も大幅に引き上げた。業績の上振れが好感されたほか、株式の流動性向上による中期的な株高を期待した買いも入ったようだ。同社は今期の売上収益をこれまでの327億4400万円から332億9300万円(前期比34.3%増)に、税引き前利益を2億7800万円から4億5000万円(同38.0%増)に、最終利益を8400万円から2億2700万円(同5.0%減)に、それぞれ見通しを引き上げた。生産性の改善などが寄与するほか、EC支援サービスを提供するインドネシア企業の完全子会社化や、法人税等の想定額が想定よりも少なくなる見込みとなった影響も業績予想に織り込んだ。あわせて既存株主による445万2200株の売り出しと、上限66万7800株のオーバーアロットメントによる売り出しを発表した。浮動株比率を高め、投資家層の拡大につなげる。売出価格は10月3日から10日までの間のいずれかの日に決める。
■マクニカHD <3132> 7,190円 (+300円、+4.4%)
東証プライムの上昇率4位。マクニカホールディングス <3132> [東証P]が大幅反発。25日の取引終了後、長期経営目標の修正について発表した。31年3月期の連結売上高を2兆円以上(従来は1兆3000億円以上)、連結営業利益を1500億円以上(同1000億円以上)とする新たな目標を掲げており、幅広い投資家の買いを誘う要因となったようだ。旺盛な 半導体需要と円安効果を背景に、23年3月期は当初の中期経営計画の目標を2年前倒しで達成した。足もとの事業環境などを勘案し、今年5月に25年3月期を最終年度とする中期経営計画を修正。今回、長期経営目標について再度検討し、数値の一部を修正した。31年3月期の連結営業利益率(7.5%以上)と連結ROE(15%以上、自己資本利益率)の目標は据え置いた。
■ジャスト <4686> 2,973.5円 (+92.5円、+3.2%)
ジャストシステム <4686> [東証P]が大幅続伸。光通信 <9435> [東証P]のグループ会社が25日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、ジャスト株の保有割合が5.01%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は純投資。報告義務発生日は9月15日。
■いよぎんHD <5830> 1,118円 (+31円、+2.9%)
いよぎんホールディングス <5830> [東証P]が反発。25日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想の修正を発表した。9月中間期の経常収益を830億円から970億円、経常利益を185億円から345億円、純利益を130億円から230億円にそれぞれ見通しを引き上げた。米国市場で金利に上昇圧力が掛かり、地銀に対し利ザヤ改善期待が膨らみやすい地合いにあって、業況を好感した買いが集まったようだ。子会社の伊予銀行において、相場状況を踏まえて有価証券の売買を機動的に実施した結果、業績が上振れする見通しとなった。通期の業績予想については、9月中間期決算の発表時に改めて公表する予定とする。同社は昨年10月に伊予銀行の単独株式移転により、同行の完全親会社として設立されたため、連結業績の予想に前年同期の実績値の記載はない。
■東海東京 <8616> 509円 (+12円、+2.4%)
東海東京フィナンシャル・ホールディングス <8616> [東証P]が反発。25日の取引終了後、未定としていた24年3月期の中間配当を12円(前年同期8円)にすると発表したことが好感された。なお、期末配当(同8円)予想は引き続き未定としている。
■日本取引所 <8697> 2,760.5円 (+64.5円、+2.4%)
日本取引所グループ <8697> [東証P]が3日続伸。25日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表した。最終利益の見通しは従来の490億円から540億円(前期比16.5%増)に引き上げた。年間配当予想も6円増額し、記念配当10円を含めた前期の水準と横ばいの63円に見直しており、これらを好感した買いが集まった。今期の営業収益は1345億円から1430億円(同6.7%増)に修正した。市況動向を踏まえ1日平均の売買代金・取引高の前提について、株券等を4兆3000億円(従来の前提比5000億円増)、TOPIX先物取引を10万6000枚(同2000枚増)、長期国債先物取引を3万3000枚(同2000枚増)に見直した。一方、日経平均先物に関しては19万4000枚(同2000枚減)に引き下げた。
■あすか薬HD <4886> 1,688円 (+38円、+2.3%)
あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P]が続伸。25日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、最終利益を44億円から62億円(前期比46.3%増)へ上方修正したことが好感された。保有する投資有価証券の一部を第2四半期累計期間から第3四半期累計期間に売却することにより、投資有価証券売却益27億円を計上する見通しであることなどが要因としている。なお、売上高620億円(同2.5%増)、営業利益54億円(同5.7%増)は従来見通しを据え置いている。
■商船三井 <9104> 4,515円 (+92円、+2.1%)
商船三井 <9104> [東証P]が3日ぶり反発。同社の年間配当は180円で配当利回りにして4%前後と高いが、9月中間期末に、年間配当の61%に相当する110円を実施する計画。あすの配当権利付き最終日を前に中間期配当取り狙いの買いを呼び込んだ。また、前日25日取引終了後にマレーシア国営エネルギー事業会社の完全子会社及び同グループの海運会社と、液化CO2輸送船の開発・保有を目的とした合弁会社設立に基本合意したことを発表しており、同国での商機拡大の思惑も株価の刺激材料となったようだ。
■日東紡 <3110> 3,490円 (+70円、+2.1%)
日東紡績 <3110> [東証P]が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日、日東紡の目標株価を3200円から4100円に引き上げた。レーティングは「バイ」を継続する。米インテル
■テーオーシー <8841> 653円 (+10円、+1.6%)
テーオーシー <8841> [東証S]が3日続伸。25日の取引終了後、8月に公表した投資有価証券の売却が完了したと発表した。全体相場が軟調ななか、株価には下押し圧力も掛かったが、業績の上振れを期待した買いが支えとなり、底堅く推移した。9月22日までに上場有価証券2銘柄を売却した。これに伴い、投資有価証券売却益71億4000万円を計上する。8月の公表時点では、売却益は58億円の見込みとしていた。24年3月期第2四半期(7-9月)の決算で、有価証券売却益を特別利益として計上する予定。業績予想の修正に関しては、他の要因についても現在精査中として、完了次第、適時開示するとした。
※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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