決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … トミタ電機、アイル、マツモト (9月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トミタ電機 <6898>
　23年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比92.7％増の1億5800万円に拡大し、通期計画の2億3700万円に対する進捗率は66.7％に達し、さらに前年同期の59.4％も上回った。

★No.2　ハウテレ <7064>
　23年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常損益(非連結)は2億2500万円の黒字(前年同期は300万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億8000万円に対する進捗率は80.4％となった。

★No.3　アイル <3854>
　22年7月期の連結経常利益は前の期比14.3％増の21.2億円になり、23年7月期も前期比14.4％増の24.2億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6898> トミタ電機 　　東Ｓ 　 +21.71 　　9/ 7　　上期　　　 92.68
<7064> ハウテレ 　　　東Ｇ 　 +17.07 　　9/ 7　　上期　　　　黒転
<3854> アイル 　　　　東Ｐ　　 +8.61 　　9/ 7　本決算　　　 14.38
<7901> マツモト 　　　東Ｓ　　 +8.12 　　9/ 7　　　1Q　　　　赤縮
<2217> モロゾフ 　　　東Ｐ　　 +3.64 　　9/ 7　　上期　　　 62.64

<2923> サトウ食品 　　東Ｓ　　 +1.76 　　9/ 7　　　1Q　　　151.39

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース