決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … プロレド、サンバイオ、サムライＪＰ (9月7日～13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アイル <3854>
　18年7月期の連結経常利益は前の期比20.0％増の5.4億円に伸び、19年7月期も前期比31.9％増の7.2億円に拡大を見込み、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　ソフトウェア <3733>
　18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比68.8％増の28.1億円に拡大したが、通期計画の40億円に対する進捗率は70.4％にとどまり、5年平均の73.0％も下回った。

★No.3　ファーマＦ <2929>
　18年7月期の連結経常利益は前の期比2.5倍の3.5億円に急拡大し、19年7月期も前期比19.8％増の4.3億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3854> アイル 　　　　東２ 　 +23.91 　　9/ 7　本決算　　　 31.87
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ 　 +22.71 　　9/ 7　　　3Q　　　 68.76
<2929> ファーマＦ 　　東２ 　 +22.20 　　9/12　本決算　　　 19.78
<6336> 石井表記 　　　東２ 　 +21.59 　　9/13　　上期　　　　5.20
<3653> モルフォ 　　　東Ｍ 　 +21.18 　　9/12　　　3Q　　　-46.49

<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 +16.21 　　9/ 7　　　3Q　　　　7.73
<7034> プロレド 　　　東Ｍ 　 +14.77 　　9/13　　　3Q　　　　　－
<3804> システムディ 　ＪＱ 　 +12.21 　　9/13　　　3Q　　　 47.86
<9262> シルバライフ 　東Ｍ　　 +7.89 　　9/13　本決算　　　　9.16
<9425> 日本テレホン 　ＪＱ　　 +6.99 　　9/12　　　1Q　　　　赤縮

<4592> サンバイオ 　　東Ｍ　　 +6.53 　　9/13　　上期　　　　赤縮
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 +6.48 　　9/ 7　本決算　　　　黒転
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 +5.79 　　9/ 7　本決算　　　 20.72
<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 +5.38 　　9/10　　　1Q　　　　赤縮
<2923> サトウ食品 　　東２　　 +3.27 　　9/10　　　1Q　　　　赤縮

<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 +3.15 　　9/ 7　　　1Q　　　　赤縮
<3930> はてな 　　　　東Ｍ　　 +2.30 　　9/13　本決算　　　　5.37
<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 +1.60 　　9/ 7　　　3Q　　　-79.23
<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +1.50 　　9/13　　　1Q　　　 -1.35
<7831> ウイルコＨＤ 　東２　　 +1.27 　　9/10　　　3Q　　　　赤拡

<4764> サムライＪＰ 　ＪＱ　　 +1.25 　　9/13　　上期　　　　赤拡
<3248> アールエイジ 　東２　　 +1.10 　　9/11　　　3Q　　　 17.02
<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 +0.55 　　9/11　　上期　　　　黒転
<9637> オーエス 　　　東２　　 +0.44 　　9/11　　上期　　　-36.48
<4026> 神島化 　　　　東２　　 +0.38 　　9/12　　　1Q　　　-19.84

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース