あじかん、前期経常を66％上方修正

　あじかん <2907> [東証２] が5月6日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の5億円→8.3億円(前の期は8.5億円)に66.0％上方修正し、減益率が41.2％減→2.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5億円→8.3億円(前年同期は7億円)に65.3％増額し、一転して18.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期通期（2020年４月１日～2021年３月31日）の連結および個別の業績につきましては、売上高は、前回予想を若干上回る見込みとなりました。一方、利益面につきましては、営業利益は、粗利益率の高い製商品の拡販や、経費の抑制に加えて、退職給付に係る年金資産の運用益などにより、前回予想を大幅に上回る見込みとなりました。また、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、円安によるデリバティブの時価評価益や、投資有価証券の売却益計上などにより、前回予想を大きく上回る見込みとなりました。注）本資料における業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。