「個人消費関連」が第12位にランク、7月実質消費支出が3カ月ぶり増で関心高まる <注目テーマ>
1 円高メリット
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7 円安メリット
8 カジノ関連
9 人工知能
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「個人消費関連」が12位にランキングされている。
株式市場で個人消費関連株が見直されている。総務省が6日に発表した7月家計調査によると1世帯(2人以上)当たりの消費支出は、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.1%増加した。プラスに転じたのは3カ月ぶり。4月の同調査が14カ月ぶりにプラスに転じた後、5月、6月はマイナスに落ち込んだが7月に再びプラス圏に浮上したことで、個人消費拡大への期待が膨らんでいる。7月の毎月勤労統計調査も実質賃金は前年同月比で2カ月連続プラスとなった。
足もとでは、個人消費関連株が堅調な値動きとなり、特に小売り株ではイオン<8267.T>が6日に上場来高値を更新し、ヤオコー<8279.T>も同日に初の1万円台に乗せた。円高の進行は、企業には海外からの仕入れコスト抑制につながる面があり、消費者には輸入品の価格低下が期待できるなどのメリットがある。円高メリットの代表株であるニトリホールディングス<9843.T>は逆行高基調を強めているほか、九州を中心にディスカウントストアの運営などを手掛けるトライアルホールディングス<141A.T>も堅調な値動きとなっている。良品計画<7453.T>やビックカメラ<3048.T>なども底堅い。キリンホールディングス<2503.T>やニチレイ<2871.T>、味の素<2802.T>、森永製菓<2201.T>といった飲料・食品株や花王<4452.T>、ライオン<4912.T>といったトイレタリー関連株などもマークしたい。
出所:MINKABU PRESS
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